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かかって来い前置詞!!


 日本人にとって前置詞は非常に難しく、マスターするのは大変なものですね。

「場所を表すときには、atは《〜で》」 「時間を表すときは《時刻》」のように覚えていこうとすると、その用法は無限にあるような気になってしまいますよね。英語では、前置詞だけでなく、基本的な語にはたくさんの用法があります。それらを一つずつ覚えるのはとても大変。たくさんの用法に惑わされずに、その語の持つ根本的な意味を捉えるようにしていけば、応用力も付き、たくさんの用法をそれぞれ覚える必要もありません。

 特に前置詞では、簡単なものほどたくさんの用法があり、間違えやすいですね。

 さて、前置詞を根本から理解し、英語を簡潔にしていきましょう。


  1. On

基本的な前置詞の一つですね。基本ということは用法が多いという事ですね。なるべく前置詞は、意味を日本語で考えるよりも、イメージで捉えるようにするといいです。ココでのイメージは「何かに接している」です。ココでの「何か」は何でも結構です。形のあるものからイメージ的なものまでです。


  1. In

Inのイメージは「箱のような枠組みのあるものの内部にいる」という感じです。枠組みになるものは、他の人が見ても分かるものや、共通の枠組みを持つものが来ます。(箱、一日、月、朝など)また、「広い枠の中の一点」であり、その影響範囲は広くなります。


  1. At

Atの持つイメージは「ある地点(時点)にいる」という感じです。地点には、はっきりとしたものが来ます。(駅、時刻、店など)影響範囲はinのように広くはないですが、「店で」のように地点を限定しているだけであり、一点ではありません。


  1. For

For の持つイメージは「〜のために/対して」、「期間」です。行為がforの後に来るものにささげられるイメージです。I will wait for you といえば、私は待ちます、あなたのために。となり、「私はアナタを待ちます。」となります。また「期間」では、〜間の「間」に当たります。For three days で、三日間となるわけです。


  1. to

toの持つイメージは「行為の終着点」です。I went to the mall. といえば、「私はいきました、ショッピングモールへ。」から、「私はショッピングモールへ行きました。」となります。つまりショッピングモールは「行く」という行為の終着点、目的地になるわけですね。

Toには前置詞以外にも、「〜のために」の意味で使われる不定詞という用法がありますが、不定詞は前置詞ではありませんので、一緒に考えて混乱してしまわないように注意しましょう。


  1. from

toとは逆に、「行為の出発点」を表します。I came from Japan. といえば、「私は来ました。日本から」となります。


  1. into

into は「外部から内部へ向かっていくイメージ」です。つまり動きのあるイメージになります。コレで「入ってくる」のようなニュアンスが出せます。Go into 〜 で、〜へ入っていく。となります。


  1. out of

コチラはintoとは全く逆で、「内部から外部へ出て行くイメージ」です。コレも動きがあります。「出て行く」というニュアンスになります。 Get out of 〜 で、〜から出て行く。となります。


  1. of

of は「〜に所属している」イメージになります。A friend of mine といえば、「私の所有している中の1人の友達」という事から、「私の友達の1人」となります。

  1. with

withは「〜と一緒に、ともに、付随して」というイメージ。Go with 〜と一緒に行く。のような基本的なものから、be angry with () 人に怒っている。(その人と一緒だと怒っている状態になる)などもある。


  1. about

aboutは「大体」「〜について」というイメージを持つ。About 6:00 6時くらい、から talk about 〜 〜について話す。など。


  1. by

byは「〜行為の起こされる方法や原因」をあらわす。Go by train 電車で行く。や、I was hit by him. 私は彼によって叩かれた。など。


前置詞なんて怖くない